
・幼稚園、保育園と違って様子がわからない。
・先生に聞いてもいいの?
・連絡帳って何を書けばいいの?
・先生に電話してもいいの?
こういった疑問にお答えします。
✔️本記事の内容
1.連絡帳に書く時のポイント
2.先生に電話をかける時のポイント
この記事を書いている私は、2022年の3月まで小学校に勤務していました。
今は、小学生2人の子育てをしています。
元先生であり、保護者でもある私が、解説していきます。
1.連絡帳に書く時のポイント

この4月から小学生ママとなられた方、お子さんのご入学おめでとうございます。
これから、小学生ライフが始まりますね♪お役に立てればと思います。
まずは連絡帳の扱いについて・・・
その①普段は何も書かなくてOK
小学校に上がると、連絡帳はどんな風に使うの?毎日書くの?と疑問に思いますよね。
その疑問にお答えすると、毎日は書かなくてOK!です。
小学校1年生の担任の先生は、1人なので大忙し!
支援員さんといって、簡単なサポートをしてくれる方が入ってくれることもあります。
先生は、一人でたくさんの子ども達と真正面から向き合ってくれています。
連絡帳にお便りがたくさん来ると、それだけ子ども達から目を離す時間が増えるということ。
「便りがないのは良い便り」ということです。
学校の様子は、お子さんに聞いてみましょう。
その②子どもが自分で時間割等を書き出したらサインだけでOK
字を習い始め、慣れてくると、先生によっては、子どもたちに連絡帳に簡単な連絡を書かせます。
例 5/15 も けんばん (訳:持ち物 鍵盤ハーモニカ)
そんな時は、「見ましたよ♪」の証に、お子さんを褒め、サインを書いてあげてください。
お子さんにとっては、褒められて嬉しい♪
先生にとっては、ちゃんと見てもらえてる安心感♪
というメリットがあります。
ハンコでもサインでもどちらでもOK!
その③先生に伝えたいことがある時は、遠慮しなくてOK
幼稚園や保育園と違い、送り迎えで毎日顔を合わせることがありません。
先生と出会える機会が極端に減り、不安になりますよね。
コロナ禍で家庭訪問や学習参観も減っていることもあり、余計に心配だと思います。
先生に聞きたいこと、伝えたいことがあったら、遠慮せず連絡帳に書きましょう!
「いつもお世話になっております。」で始めよう
先生は、いつもたくさんの子達に一生懸命向き合ってくれています。
この一言があるだけで、とっても嬉しいものです。
ですから、どうか、「いつもお世話になっております。」から書き始めてみましょう♪
後から電話がかかってくるパターンも多い
相談内容は、詳しく書いてOK
でも、先生は時間がなく、お返事を書くことができないこともあります。
もしかすると「のちほどお電話します」と書かれ、放課後に電話がかかってくるかもしれません。
あらかじめ、電話がつながりやすい時間や連絡先を書いておくのも良いでしょう。
2.先生に電話をかける時のポイント

実際に、先生に電話をかける時、ドキドキしますよね。
小学校に、どんな風に電話をかけたらいいのか具体的にご紹介します。
その①何年何組かを把握しておこう。
お子さんの新しいクラスは覚えましたか?
電話には、教頭先生や担任を持っていない先生、事務の方が出られることが多いです。
その時に、言えるようにしておきましょう。
「もしもし、○年□組の〜です。いつもお世話になっております。」
(苗字だけでもOK。同じ苗字の子がいることもあるのでお子さんのフルネームでもOK)
その②担任の先生の名前を覚えておこう。
電話口ですぐに使うことになります。
「いつもお世話になっております。○○先生はいらっしゃいますか?」
電話口に担任の先生が出たら、
「○○先生、いつもお世話になっております。○○です。
お忙しいところ申し訳ありません。実は・・」
と話を切り出しましょう。
その③手元にメモを用意しておこう。
考えながら話すと、伝えたいことがしっかり伝えられずに終わってしまうかもしれません。
要点をあらかじめメモしておくといいでしょう。
先生も、メモを取りながら聴いてくれるはずです。
大事な部分はゆっくり話すといいでしょう。
その④お願いしたいことははっきり言おう。
担任の先生にお願いしたいことがある場合、はっきりと言ってOK。
曖昧な言い方だと、うまく伝わっていないかもしれません。
特に電話だと、顔が見えないので伝わりにくいこともあります。
お願いしたいことははっきり伝えましょう。
その⑤担任に言いにくいことは他の先生に言おう。
直接担任の先生に言いにくいこともあるかもしれません。
または、内容によっては、保健室の先生、教頭先生、教育相談の先生、学年代表の先生
なども考えられます。
そんな時はこう言ってみましょう。
「もしもし、○年□組の〜です。いつもお世話になっております。」
「ちょっとご相談したいことがあるのですが、担任の先生以外の先生をお願いできますか?」
これで、担任を持っていない先生か、教頭先生に話を聞いてもらえることができます。
最終的には、担任に伝わります。
(伝えてほしくない場合はその旨も伝えましょう。)
担任の先生から折り返しかかってくることも念頭に入れておきましょう。
3.最後に
小学校の先生は、幼稚園、保育園の先生と比べると一見冷たい印象があるかもしれません。
ですが、相手は「敵」ではありません。
一緒にその子の成長を見守り、応援する「仲間」「同志」です。
あまり構えず、相談してみましょう。
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