日常生活で使用するビニール袋や学校などのものと一体化した青年を題材とした絵を描く石田哲也さんをご存知ですか?
31歳という若さで踏切事故で亡くなってしまわれましたが、
没後に海外でも一千万円を超える値段がつけられています。
観た人がそれぞれ好きに感じてくれていい、と抽象的な絵を描かれる画家さんです。
そんな石田哲也さんとマキシマムザホルモンに何か関係があるのでしょうか?
石田徹也とマキシマムザホルモンの関係とは?
石田徹也さんとマキシマムザホルモンの関係について調べてみましたが、
特に関係性はありませんでした。
もしかすると、どちらかがどちらかのファンだったということは十分考えられますが、
特に公表されていません。
石田徹也がマキシマムザホルモンのCDジャケットを描いた?
マキシマムザホルモンの『鬱くしき人々のうた』(うつくしきひとびとのうた)というCDのジャケットに、石田徹也さんの絵が使われました。
マキシマムザホルモンの『鬱くしき人々のうた』のCDジャケットに使われたのは、「草食竜」という作品です。
石田徹也『草食竜』とは
石田徹也さんの作品「草食竜」は、緑色の毛布にくるまり、うずくまる“彼”。
背中に並んで生えた樹木は、恐竜のトサカになぞらえています。
周囲に転がった薬物や注射がなんだかイヤ〜な気持ちを起こさせてくれます。
髪の毛の質感、毛布(草原?)の表現力が秀逸です!
石田徹也全作品集 [ 石田徹也 ]マキシマムザホルモン『鬱くしき人々のうた』
まず、マキシマムザホルモンというのは、日本のロックバンドです。
ジャンルは「ニュー・メタル、ハードコア・パンク、ポップ・パンク、メタルコア、オルタナティヴ・メタル、ファンク・メタル、ラウドロック、ミクスチャー・ロック」
つまり、激しめのロックバンドです。
過激で哲学的な歌詞が魅力で、
「腹ペコ」(ファンの総称)から絶大な人気を誇っています。
生田斗真さんも筋金入りの腹ペコです!
そんなマキシマムザホルモンの『鬱くしき人々のうた』は、2011年3月に発売。
「グレイテスト・ザ・ヒッツ2011~2011」(現在は廃盤)とアルバム「予襲復讐」に収録されています。
ファンの間でも人気の作品で、「マキシマムザホルモン至上最高に泣ける曲」だとか。
「さらば 俺 地球 宇宙 月 海
恨み・怨み・憾み どんくらいLOW?」
という歌い出し。
サビは、
「LOVE&LOVE!!!鬱PEOPLE
ぶちまけろPEOPLE
怨み波打つNIPPON 報道せよ民法
LOVE&LOVE!!!鬱PEOPLE
ばら撒けリビドー
不安に波打つNIPPON ぶちまけろPEOPLE!」
こんな感じの曲です。
最後の一言は
「ボク 死にたがりで 生きたがりです」
この曲は、全ての鬱病な人々へ捧げた曲だそうです。
ボーカルのマキシマムザ亮君によると、
「薄っぺらい応援ソングを歌ったつもりも毛頭ない」とのこと。
うつ病を応援しているのではなく、うつ病そのものを歌っている作品なんですね。
「死ななくていい」と亮君に言われているようです!
まとめ
【石田徹也とマキシマムザホルモンの関係とは?CDジャケット?】と題してお届けしてきました。
石田徹也さんとマキシマムザホルモンには特に関係はありませんでした。
マキシマムザホルモンの『鬱くしき人々のうた』のCDジャケットに、
石田徹也さんの作品『草食竜』が使用されていました。
何かを訴えかけるような作風が少し似ているのかもしれません。
ちなみに、『鬱くしき人々のうた』という閉鎖病棟の実録本が出ていますが、
このタイトルは亮君公認!
鬱くしき人々のうた 実録・閉鎖病棟 [ 卯月 妙子 ]
コメント