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朝井リョウ【正欲】読み方は?意味は?表紙に込められた意味

エンタメ
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2021年3月に刊行された朝井リョウさんの『正欲』。

2023年に映画になり、公開されます。

「性欲」ではなく『正欲』という見慣れないタイトル。

一体『正欲』の読み方は?

『正欲』の意味は?

『正欲』の表紙の鴨に込められた意味は?

そんな疑問について、ご紹介していきたいと思います!

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朝井リョウ【正欲】読み方は?

朝井リョウさんの『正欲』は、性欲と同じで「せいよく」と読みます。

『正欲』という言葉はもともと存在しません。

『正欲』原作者の朝井リョウさんが創り出した言葉ということになりますね。

朝井リョウさんは、執筆前にはもう題名は決まっていたと語っていました。

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朝井リョウ【正欲】意味は?

朝井リョウさんの『正欲』に込められた意味は一体何なのでしょうか。

『正欲』には、性的欲求だけではなく、生きる上でおろそかにすることができないような承認欲求や、生存欲求のような欲も含まれています。

正しい欲とは何なのか。

誰がその欲が正しいとジャッジするのか。

そんな深部まで考えさせられます。

朝井リョウさんの『正欲』というタイトルは、

パブリックなイメージの「正」と、

すごく個人的な「欲」がつながっています。

アンバランスで心地悪さが感じられますね。

〈正欲〉という題名は執筆前から決まっていました。欲はすごく個人的なことで、正はすごくパブリックなイメージの文字。そのアンバランスさが居心地の悪さを醸し出してくれるかなと。性欲はずっと書きたいテーマだったのですが、それをテーマに据えたとして説得力が出る自分なのかと、ずっと躊躇していました

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朝井リョウさんにとって『正欲』は、「生きる」ことに対して

いちばん前向きな本になったそうです。

『正欲』を書きながら、この数年で明確化してきた、“生と死のうち生を選ぶとして、その理由になり得るものとは”というテーマに少し向き合うことができた気がしていて、それはよかったなと感じています。

anan NEWS

あなたはあらゆる欲望を、「多様性」として全て肯定することができますか?

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朝井リョウ【正欲】表紙に込められた意味は?

朝井リョウさんの【正欲】の表紙に込められた意味は、幾つもあるそうです。

しかし、朝井リョウさんは、

せっかく読者の方が考察してくださっているので、変に限定せずにおこうかなと思います。

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として多くを語ってはくれません!!

しかし、朝井リョウさんは、少しだけ語ってくれています。

メインテーマである“欲”を彷彿とさせるので、人間を含めた動物を表紙にしたかったんです。

anan news

なるほど。人間、動物にはみな「欲」がありますもんね。

写真家の友人に紹介された菱沼勇夫さんの作品に惹かれた朝井リョウさん。

『正欲』の表紙を菱沼さんの作品にすることになった決め手は・・

菱沼さんの作品からは、私たちにはきっと理解ができないレベルの、被写体への執着のようなものを感じます。

anan news

と語られています。

『正欲』の表紙の鴨には、幾つもの意味が込められていることがわかりました。

そして、朝井リョウさんは多くを語らず、読者の考察を楽しんでいる・・!

ということで、【正欲】の表紙に込められた意味を、

私も考察してみました。

【正欲】表紙:落ちていく鴨の意味

朝井リョウさんの『正欲』の表紙は、鴨が逆さに落ちている様子ですよね。

朝井リョウさんの『正欲』の作中には、鴨は一度も登場しません。

でも、細部まで丁寧に描かれている朝井リョウさんの『正欲』。

表紙の鴨にはどんな意味が込められているのでしょうか。

表紙をじっくり眺めてみると、鴨の足が何かで縛られていることに気づきます。

鴨は、ワイヤーに吊るされているのです。

パッと見ただけでは「落ちていっている」ようですが、

よく見ると、「吊るされている」ことに気付きます。

よく見たり、よく考えたりしないと本当の真実は見えてはきません。

人間というものは、とても視野が狭い。

思慮が浅い。

そういったものが「多様性」の限界を決めてしまっているということではないでしょうか。

そして、誰もが自分の「欲」に執着している。

自分の見えているものに執着している。

「多様性」を認めている自分に執着している。

色々考えまくれますね・・。

実に深いです。

いつか、朝井リョウさんの口から、『正欲』の表紙の意味が語られる日が来てほしいですね。

【正欲】表紙:どうして鴨なのか

【正欲】の表紙は、生き物の鴨です。

鴨という言葉には、もう一つの意味があります。

「カモにされる」などという言い回しで使われる「カモ」です。

利用される者としての「カモ」。

この『正欲』という作品で言うならば、

多数派の人たちが、少数派の人に対して「理解がある」「受け入れる」ふりをすることで、社会的立場を良くしようとしている。

マイノリティの人たちが「カモ」にされているのではないか、とも考えられます。

本当に、『正欲』は、表紙まで深い・。

考えさせられますね。

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まとめ

【朝井リョウ【正欲】読み方は?意味は?表紙に込められた意味】

と題してお届けしてきました。

2023年に映画が公開される朝井リョウさんの『正欲』。

原作とは少し違った形になって映画化されることになるかもしれませんね。

原作を読んでいても読んでいなくても楽しめる作品になること間違いなし!

楽しみです!

最後までお読みくださりありがとうございました!

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